2018年05月25日
漢方とは何か
日本の伝統医療は、江戸時代「本道」と言われていましたが、明治時代に近代医学が導入されてから「本道」は「漢方」と言われるようになりました。
「漢方」とは、鍼灸治療、漢方薬治療、柔道整復治療、あん摩治療、指圧治療、食養法、運動療法等を指します。
明治7年(1874年)に「医制」制度が発令され、明治17年(1884年)に行われた第1回医術開業国家試験で、漢方の問題は出題されませんでした。
1980年代に成り、漢方薬が保険適応が可能となりましたが、、医学部で漢方教育が始まったのは2000年です。4大学の医学部で始まり、2006年には全80の医学部で教育されるようになりました。2008年の医師国家試験に漢方薬の問題が我が国で初めて出題されました。漢方の出題は124年という年月を要したわけです。
日本では、漢方薬が普及したことにより、漢方=漢方薬という意識の人がほとんどかと思います。
古来日本では、鍼灸治療をして緊急な状態を脱した後、漢方薬で身体を滋養しながら鍼灸治療で内臓の疲労回復を図り、あん摩術や運動療法等を用いて肉体を滋養してきました。
困ったときには、まず鍼灸治療を行い、重篤な状態の時には現代医療を行う体制が、理想的な選択方法と言えます。
平成30年(2018年)5月25日(金)
清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
「漢方」とは、鍼灸治療、漢方薬治療、柔道整復治療、あん摩治療、指圧治療、食養法、運動療法等を指します。
明治7年(1874年)に「医制」制度が発令され、明治17年(1884年)に行われた第1回医術開業国家試験で、漢方の問題は出題されませんでした。
1980年代に成り、漢方薬が保険適応が可能となりましたが、、医学部で漢方教育が始まったのは2000年です。4大学の医学部で始まり、2006年には全80の医学部で教育されるようになりました。2008年の医師国家試験に漢方薬の問題が我が国で初めて出題されました。漢方の出題は124年という年月を要したわけです。
日本では、漢方薬が普及したことにより、漢方=漢方薬という意識の人がほとんどかと思います。
古来日本では、鍼灸治療をして緊急な状態を脱した後、漢方薬で身体を滋養しながら鍼灸治療で内臓の疲労回復を図り、あん摩術や運動療法等を用いて肉体を滋養してきました。
困ったときには、まず鍼灸治療を行い、重篤な状態の時には現代医療を行う体制が、理想的な選択方法と言えます。
平成30年(2018年)5月25日(金)
清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
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