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2011年07月02日

熱中症には鍼灸治療が有効です

 東京は日差しが強くとても暑いです。
今日は、全国的に暑いみたいですね。

 25歳の時、中国・上海にある上海中医学院(現上海中医薬大学)に留学中、40度を超える気温になった際、授業中熱中症になり意識を失った生徒さんが出ました。同じ日本から来た留学生でした。

 その時、すぐさま中医師(中国医学専門の医師)が、熱中症に対する治療を開始しました。青森出身の私は、暑さに対する対処法に縁がなかったので、新鮮でした。

 首の後ろをつまみあげ、血を抜くさまに驚きましたが、患者の意識はすぐに戻りました。すぐさま知識と経験により対応できる中国医学・鍼灸治療の良さを実感した一場面でした。

 水分を補給し、後頭部を冷却する西洋医学に基づく対処法は国民に浸透していますが、意識障害に陥った時、鍼灸治療で対処できることを、鍼灸師も国民も知るべきであると考えます。

 東洋医学の奥深さ、鍼灸治療の適応範囲の深奥さをこれからも伝えていきたいと考えています。

2011年(平成23年)7月2日(土) 
 清野充典 記
 
(平成23年1月1日より毎日更新中)



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Posted by 清野充典  at 13:38 │Comments(0)鍼灸医療

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