大東文化大学大学院生活を振り返って31 修士修了式

清野充典

2012年03月30日 00:31

 6年前の2006年4月、大東文化大学大学院文学研究科博士課程前期課程に入学しました。専攻は中国学です。

 平成24年3月5日(水)に、修士の修了判定合格を確認しました。修士の実力が未だ伴っていない私に対する教授たちの温情を感じました。

 文学の研究をしている人たちは、まさに学者と呼べる人たちばかりです。

 昔は、「末は博士か大臣か。」と言って子育てをしました。

 博士は何でも知っている人という印象です。

 学士、修士と取得しましたが、学者としては半人前もありません。

 林教授は、「修士とは、学問を修めた人のことを言うんだ。」と言っておられます。

 その言葉を聞き、学問を修めることの難しさを痛感する毎日です。

 平成24年3月22日(木)に、学位授与式が行われました。東京国際フォーラムで、先輩が博士の学位記を受け取りました。

 私の一番近くに6年間いた人です。博士にふさわしい実力の持ち主です。

 私がそのレベルに到達することはないと思いますが、今後研究を10年ぐらい続けたら少しは近づけるかなあなんて思っています。

 大東文化大学大学院の生活は、明日で終わりです。6年間の思い出を、約1か月綴りました。

 4月からは、修士論文に書いた内容を、学術誌に掲載するため、より精度を上げた内容にする作業を続けます。

 林教授に、引き続きご指導をいただけることになりました。

 中国哲学に基づいた中国医学の研究は、まだまだ続きます。(おわり)

平成24年3月30日(金) 
 清野充典 記

(平成23年1月1日より毎日更新中)

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