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2019年10月14日

治療技術を習得するためにしてきたこと 7    古典医書読解の基礎作り

 清野鍼灸整骨院院長清野充典が朝日新聞朝刊に掲載されました
 朝日新聞デジタル『マイベストプロ東京』に清野充典が掲載されました 
 清野充典が【THE ROOTS】の取材を受けました
 朝日新聞系専門家コラムサイトJIJICOに 清野充典のコラムが 鍼灸師として初めて医療部門に掲載されました

  自分の技術を言葉で伝えるため、開業して約20年、45歳になり、大東文化大学大学院文学研究科に入学しました。中国学を専攻、専門は中国哲学です。

 大東文化大学は、大正13年に衆議院の決議に基づき創設された国家が作った漢学専門の学校です。総理大臣が歴代総長で、戦前は大東文化学院と言いました。学生は、一定の手当てをもらい、学問を学んでいました。戦後国立大学にならず私立大学を選択して、自由な学風を目指しました。大漢和辞典や中国語辞典の作成にかかわった大学です。現在は、複数の学部があります。私が在籍していた当時は、中国学学科150名、中国語学科150名、書道家学科150名1学年合計450名、学部生や大学院生を入れると約2000名以上が学ぶ中国学のメッカでした。中国医術は、中国学の一部です。中国に関係した、哲学・思想、文学、歴史、語学、芸術や日本に渡った漢学等、それぞれに専門の教授が複数いました。

 漢文は、いろいろなことを知らなければ読むことが出来ないことを知りました。医書だけを読んでもチンプンカンプンという理由が、良くわかりました。それは同時に、漢文を読解するために、「泥沼の湖」を泳ぎ始めたということを意味していました。1年生の秋から冬にかけ、咳が出はじめ呼吸困難になり、うつ状態になっている自分に気づきました。来る日も来る日も睡眠時間を削って予習復習をしました。大学院に在籍していた6年間は、知識を得るための苦痛との戦いでした。修士課程修了後、論文を1本学術誌に掲載出来たのは、その2年後です。丸8年を要しました。大学院の入試勉強を始めた2年を加えると、実に10年です。

 長く苦しい、漢文読解の道のりでしたが、このあと、見違えるように中国医書の内容を理解できるようになりました。 
 
 令和元年9月6日投稿記事「清野充典の「東洋医学ひとりごと
治療技術を習得するためにしてきたこと 1 所感
治療技術を習得するためにしてきたこと 2 身体の基盤作り
治療技術を習得するためにしてきたこと 3 技術の基礎固め
治療技術を習得するためにしてきたこと 4 学力の基礎作り
治療技術を習得するためにしてきたこと 5 心身の修養
治療技術を習得するためにしてきたこと 6 漢文読解の基礎作り
鍼灸治療を伝えることの難しさ ー灸(きゅう)治療の専門性ー

2019年10月14日(月) 
 清野鍼灸整骨院
  院長 清野充典


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Posted by 清野充典  at 19:29 │Comments(0)治療技術を習得するためにしてきたこと

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