2013年01月07日
1月13日(日)に明治国際医療大学鍼灸学部同窓会研修会開催
平成25年1月13日(日)に、明治国際医療大学鍼灸学部同窓会たには会関東支部の第51回研修会が、開催されます。
たには会関東支部会員の学術向上を目的として、年に2回開催しております。
今回より、全国の医師・歯科医師・鍼灸師・学生さんや鍼灸医学・治療にご興味がある方に門戸を開くことにいたしました。
もうすぐ、統合医療を国民にあまねく提供する時代がやってきます。
他職種と連携することが医療従事者に要求されます。
多くの医療従事者や福祉関係者に、鍼灸医学・鍼灸医療を知っていただきたいと思います。
明治国際医療大学の研究内容や卒業生の活動にご興味がおありの方は、是非ご参加下さい。
参加費は、会員1,000円、会員外2,000円です。
記
講演1 体表医学の到来と鍼灸医療
‐ 最近の皮膚科学の知見から鍼灸を見つめ直す ‐
講師 明治国際医療大学鍼灸学部
健康・予防鍼灸学教室 教授 矢野 忠
【要 旨】
体表は皮膚で覆われています。それを広げると成人で約 1.6 平方メートルにも達し、その重量はおよそ約3Kg にもなります。 このように、皮膚はとても大きな臓器です。しかも外に飛び出た臓器で、皮膚は外臓 ( 内臓に対して ) とも呼ばれる所以です。
今、皮膚にはとてつもない機能が有るということが分かってきました。皮膚は、これまで「革」として捉えられてきましたが、
その機能は身体を保護する革袋としての役割をはるかに超えて、生体の防御器官として、また生体内外の情報を交流するインターフェースとして機能しています。それらの機能はまるで脳のように情報をキャッチし、情報を処理し、情報を発信しています。これらのことから、皮膚はまさに外界に露出した薄い脳であり、“皮膚は考える”( 傳田光洋著『皮膚は考える』、岩波科学ライブラリー ) とまで言われています。 一方、体表を診察と治療の場としてきた医療が、鍼灸です。鍼灸では、皮膚は広汎な外受容器としての身体外部からの刺激に反応する一つの場であるとともに、身体内部の歪みを写し出す高感度のブラウン管的役割を果たしていると捉えてきました。そうした鍼灸の視点と診療の意義及びその科学的根拠が、今、皮膚科学の知見から解明されようとしています。また、日時診療において皮膚へのタッチングを介して診察と共に非言語的なコミュニケーションがかわされますが、皮膚のこうした多様な機能を診察・治療に利用してきたのが鍼灸医療です。
本研修会では、最近の皮膚科学の知見を紹介しつつ、鍼灸を見つめ直し、鍼灸の特質について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
講演2 変わり行く社会保障制度の中における鍼灸院・接骨院の立ち位置
~あなたは国の方針に目を向けていますか~
講師 たには会関東支部名誉支部長 清野 充典
【要 旨】
日本は、高齢化率が 1970 年(昭和 45 年)に 7% を超え高齢化社会となったが、高齢社会となる 14% に至るまで、僅か 24 年というスピードであった。いち早く高齢化社会となったフランスは高齢社会となるまでに 115 年を要していることを考えれば、異例のスピードであることが良く解る。2012 年(平成 24 年)8 月現在の高齢化率は、24% である。超高齢化社会を迎え、高齢者に対する医療や福祉の供給体制を構築することは急務となっている。 一方、出生率は年々低下している。人口の減少を示す合計特殊出生率が 2.0 を切った 1975 年(昭和 50 年)以降年々減少し、 2011 年(平成 23 年)現在は、1.39 である。現在約 1 億 2 千万人いる日本の人口は、2060 年(平成 72 年)には約 8672 万人まで減少すると考えられている。同年の高齢化率は 39.9% と見込まれている。人口が急激に減少することから、増加する介護者に対し、介護する側の人材確保を厚生労働省は重要案件として考えているものと思われる。厚生労働省は、これらの背景により新しい社会保障のシステムを近年押し進めるため、保健・医療・福祉の制度に対し、様々な法の改正を行ってきた。加えて、今後の高齢少子化社会に対し、地域包括ケアシステムの充実を図る方策を前面に打ち出している。 このシステムを簡単に表すと、半径 30 分以内の生活圏において、保健・医療・福祉をすべてまかなおうとするシステムである。地域包括ケアシステムは、変容した日本社会の生活を支えるシステムとして国が目指している政策である。
変化する社会保障システムに、鍼灸院・整骨院はどの様にして貢献できるのかを考える必要がある。私見を交え、皆さんと共に考えたい。
日時 平成25年1月13日(日)
15時00分 ~ 17時00分
場所 東京都中央区銀座2ー10ー18
中小企業会館 9F 講堂
TEL 03-3542ー0121
交通 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」11出口徒歩1分
東京メトロ銀座線「銀座駅」A13出口徒歩7分
連絡先 明治国際医療大学鍼灸学部同窓会
「たには会」関東支部
〒182-0024
東京都調布市布田1-45-1 CIELOビル3F
電話 042-481-3770
FAX 042-489-3990
メール kanto-taniha@blue.vecceed.ne.jp
京都にある医療系大学です。
鍼灸では日本で最も歴史のある大学です。
※席数には限りがありますので、あらかじめご予約の上ご来場ください。
尚、研修会前には、明治国際医療大学鍼灸学部主催、明治国際医療大学鍼灸学部同窓会たには会関東支部共催で行われる第4回関東地区市民公開講座が、開催されます。
東京都や関東一円の市民が対象の公開講座です。
鍼灸医学の啓蒙と鍼灸医療の普及を目的とした講演会ですので、どなたでもご参加いただけます。
参加費は無料です。
講演者は、明治国際医療大学大学院研究科長矢野忠医学博士です。
関東一円で開業している卒業生もボランティアで参加します。
お時間が付く方は、ふるってご参加ください。
記
東洋医学で健康に!
講演1 東洋医学の養生の智慧に学ぶ
‐ツボ療法で日々の生活に張りを‐
講師 明治国際医療大学教授 矢野 忠 先生
講演2 今日から役立つ家庭でできるツボ療法
講師 たには会関東支部 岩元健朗 先生
日時 平成25年1月13日(日)
13時00分 ~ 14時40分(開場12時40分)
場所 東京都中央区銀座2ー10ー18
中小企業会館 9F 講堂
TEL 03-3542ー0121
交通 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」11出口徒歩1分
東京メトロ銀座線「銀座駅」A13出口徒歩7分
連絡先 明治国際医療大学鍼灸学部同窓会
「たには会」関東支部
〒182-0024
東京都調布市布田1-45-1 CIELOビル3F
電話 042-481-3770
FAX 042-489-3990
メール kanto-taniha@blue.vecceed.ne.jp
京都にある医療系大学です。
鍼灸では日本で最も歴史のある大学です。
※席数には限りがありますので、あらかじめご予約の上ご来場ください。
平成25年1月7日(月)
清野充典 記
(平成23年1月1日より毎日更新中)
※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています
※最新最先端の鍼灸治療・東洋医療について、詳細に書いています
※東洋医学の適応範囲をお知りになりたい方は、是非ご一読いただきたく存じます
※東洋医学全般の情報については清野鍼灸整骨院ホームページ をご参照いただきたく存じます
【東洋医学専門医療機関】
「清野鍼灸整骨院」
(昭和62年2月2日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都調布市布田1-45-1CIELOビル3階
電話番号:042-481-3770
院 長:清野充典鍼灸学士
「清野鍼灸整骨院 府中センター」
(平成3年4月6日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
電話番号:042-335-3770
院 長:村田朝子鍼灸学士
【統合医療センター 足部治療専門医療機関】
「清野メディカルフットケアセンター」
(平成21年4月1日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都調布市布田1-45-1CIELOビル3階
電話番号:042-481-3770
センター長:猪熊遥香鍼灸学士
「清野メディカルフットケアセンター府中」
(平成22年4月1日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
電話番号:042-335-3770
センター長:丸山典子鍼灸学士
たには会関東支部会員の学術向上を目的として、年に2回開催しております。
今回より、全国の医師・歯科医師・鍼灸師・学生さんや鍼灸医学・治療にご興味がある方に門戸を開くことにいたしました。
もうすぐ、統合医療を国民にあまねく提供する時代がやってきます。
他職種と連携することが医療従事者に要求されます。
多くの医療従事者や福祉関係者に、鍼灸医学・鍼灸医療を知っていただきたいと思います。
明治国際医療大学の研究内容や卒業生の活動にご興味がおありの方は、是非ご参加下さい。
参加費は、会員1,000円、会員外2,000円です。
記
講演1 体表医学の到来と鍼灸医療
‐ 最近の皮膚科学の知見から鍼灸を見つめ直す ‐
講師 明治国際医療大学鍼灸学部
健康・予防鍼灸学教室 教授 矢野 忠
【要 旨】
体表は皮膚で覆われています。それを広げると成人で約 1.6 平方メートルにも達し、その重量はおよそ約3Kg にもなります。 このように、皮膚はとても大きな臓器です。しかも外に飛び出た臓器で、皮膚は外臓 ( 内臓に対して ) とも呼ばれる所以です。
今、皮膚にはとてつもない機能が有るということが分かってきました。皮膚は、これまで「革」として捉えられてきましたが、
その機能は身体を保護する革袋としての役割をはるかに超えて、生体の防御器官として、また生体内外の情報を交流するインターフェースとして機能しています。それらの機能はまるで脳のように情報をキャッチし、情報を処理し、情報を発信しています。これらのことから、皮膚はまさに外界に露出した薄い脳であり、“皮膚は考える”( 傳田光洋著『皮膚は考える』、岩波科学ライブラリー ) とまで言われています。 一方、体表を診察と治療の場としてきた医療が、鍼灸です。鍼灸では、皮膚は広汎な外受容器としての身体外部からの刺激に反応する一つの場であるとともに、身体内部の歪みを写し出す高感度のブラウン管的役割を果たしていると捉えてきました。そうした鍼灸の視点と診療の意義及びその科学的根拠が、今、皮膚科学の知見から解明されようとしています。また、日時診療において皮膚へのタッチングを介して診察と共に非言語的なコミュニケーションがかわされますが、皮膚のこうした多様な機能を診察・治療に利用してきたのが鍼灸医療です。
本研修会では、最近の皮膚科学の知見を紹介しつつ、鍼灸を見つめ直し、鍼灸の特質について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
講演2 変わり行く社会保障制度の中における鍼灸院・接骨院の立ち位置
~あなたは国の方針に目を向けていますか~
講師 たには会関東支部名誉支部長 清野 充典
【要 旨】
日本は、高齢化率が 1970 年(昭和 45 年)に 7% を超え高齢化社会となったが、高齢社会となる 14% に至るまで、僅か 24 年というスピードであった。いち早く高齢化社会となったフランスは高齢社会となるまでに 115 年を要していることを考えれば、異例のスピードであることが良く解る。2012 年(平成 24 年)8 月現在の高齢化率は、24% である。超高齢化社会を迎え、高齢者に対する医療や福祉の供給体制を構築することは急務となっている。 一方、出生率は年々低下している。人口の減少を示す合計特殊出生率が 2.0 を切った 1975 年(昭和 50 年)以降年々減少し、 2011 年(平成 23 年)現在は、1.39 である。現在約 1 億 2 千万人いる日本の人口は、2060 年(平成 72 年)には約 8672 万人まで減少すると考えられている。同年の高齢化率は 39.9% と見込まれている。人口が急激に減少することから、増加する介護者に対し、介護する側の人材確保を厚生労働省は重要案件として考えているものと思われる。厚生労働省は、これらの背景により新しい社会保障のシステムを近年押し進めるため、保健・医療・福祉の制度に対し、様々な法の改正を行ってきた。加えて、今後の高齢少子化社会に対し、地域包括ケアシステムの充実を図る方策を前面に打ち出している。 このシステムを簡単に表すと、半径 30 分以内の生活圏において、保健・医療・福祉をすべてまかなおうとするシステムである。地域包括ケアシステムは、変容した日本社会の生活を支えるシステムとして国が目指している政策である。
変化する社会保障システムに、鍼灸院・整骨院はどの様にして貢献できるのかを考える必要がある。私見を交え、皆さんと共に考えたい。
日時 平成25年1月13日(日)
15時00分 ~ 17時00分
場所 東京都中央区銀座2ー10ー18
中小企業会館 9F 講堂
TEL 03-3542ー0121
交通 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」11出口徒歩1分
東京メトロ銀座線「銀座駅」A13出口徒歩7分
連絡先 明治国際医療大学鍼灸学部同窓会
「たには会」関東支部
〒182-0024
東京都調布市布田1-45-1 CIELOビル3F
電話 042-481-3770
FAX 042-489-3990
メール kanto-taniha@blue.vecceed.ne.jp
京都にある医療系大学です。
鍼灸では日本で最も歴史のある大学です。
※席数には限りがありますので、あらかじめご予約の上ご来場ください。
尚、研修会前には、明治国際医療大学鍼灸学部主催、明治国際医療大学鍼灸学部同窓会たには会関東支部共催で行われる第4回関東地区市民公開講座が、開催されます。
東京都や関東一円の市民が対象の公開講座です。
鍼灸医学の啓蒙と鍼灸医療の普及を目的とした講演会ですので、どなたでもご参加いただけます。
参加費は無料です。
講演者は、明治国際医療大学大学院研究科長矢野忠医学博士です。
関東一円で開業している卒業生もボランティアで参加します。
お時間が付く方は、ふるってご参加ください。
記
東洋医学で健康に!
講演1 東洋医学の養生の智慧に学ぶ
‐ツボ療法で日々の生活に張りを‐
講師 明治国際医療大学教授 矢野 忠 先生
講演2 今日から役立つ家庭でできるツボ療法
講師 たには会関東支部 岩元健朗 先生
日時 平成25年1月13日(日)
13時00分 ~ 14時40分(開場12時40分)
場所 東京都中央区銀座2ー10ー18
中小企業会館 9F 講堂
TEL 03-3542ー0121
交通 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」11出口徒歩1分
東京メトロ銀座線「銀座駅」A13出口徒歩7分
連絡先 明治国際医療大学鍼灸学部同窓会
「たには会」関東支部
〒182-0024
東京都調布市布田1-45-1 CIELOビル3F
電話 042-481-3770
FAX 042-489-3990
メール kanto-taniha@blue.vecceed.ne.jp
京都にある医療系大学です。
鍼灸では日本で最も歴史のある大学です。
※席数には限りがありますので、あらかじめご予約の上ご来場ください。
平成25年1月7日(月)
清野充典 記
(平成23年1月1日より毎日更新中)
※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています
※最新最先端の鍼灸治療・東洋医療について、詳細に書いています
※東洋医学の適応範囲をお知りになりたい方は、是非ご一読いただきたく存じます
※東洋医学全般の情報については清野鍼灸整骨院ホームページ をご参照いただきたく存じます
【東洋医学専門医療機関】
「清野鍼灸整骨院」
(昭和62年2月2日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都調布市布田1-45-1CIELOビル3階
電話番号:042-481-3770
院 長:清野充典鍼灸学士
「清野鍼灸整骨院 府中センター」
(平成3年4月6日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
電話番号:042-335-3770
院 長:村田朝子鍼灸学士
【統合医療センター 足部治療専門医療機関】
「清野メディカルフットケアセンター」
(平成21年4月1日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都調布市布田1-45-1CIELOビル3階
電話番号:042-481-3770
センター長:猪熊遥香鍼灸学士
「清野メディカルフットケアセンター府中」
(平成22年4月1日開設)
受付時間:平日 午前9:00~12:00 午後3:00~7:00
土曜 午前9:00~12:00 午後3:00~6:00
休 日:木曜・日曜・祝日
場 所:東京都府中市八幡町3-3-5 大久保ビル1階
電話番号:042-335-3770
センター長:丸山典子鍼灸学士
明治国際医療鍼灸学部同窓会たには会関東支部第66回学術集会開催中
7月25日は明治鍼灸大学初代学長河上邦治先生の命日です 20回忌になりました
『たにはだより』第134号が届きました
河上邦治先生十七回忌
河上邦治先生十六回忌
明治国際医療大学同窓会たには会関東支部研修会銀座で開催中
7月25日は明治鍼灸大学初代学長河上邦治先生の命日です 20回忌になりました
『たにはだより』第134号が届きました
河上邦治先生十七回忌
河上邦治先生十六回忌
明治国際医療大学同窓会たには会関東支部研修会銀座で開催中
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