たまりば

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2020年01月18日

「ください」と「しましょう」の使い方に覚える異感覚

 テレビを見ていると、言葉の使い方に違和感を多く感じます。

 明治37年に、国語を制定し、日本国民どこの地域でも意思疎通が出来るように教育されてきました。

 東京の言葉を基本とした日本語は、テレビを通じて一層普及したと考えられますが、一方でテレビで話されている言葉は影響力が大きいと思われます。正しい使い方をして欲しいなあと、この年になって思うようになりました。

 「ください」は、話し言葉だと意味の違いは文脈でしか分かりません。「下さい」は実質動詞で「ください」補助動詞です。公益社団法人日本放送協会では、「くれ」の尊敬・丁寧表現をする場合「下さい」と漢字書き、何かをお願いするときや敬意を表す尊敬・丁寧表現の場合「ください」と仮名書きにすると書いています。いずれにしても、相手に何かをお願いしている言葉です。

 「しましょう」も相手にお願いする言葉です。「ください」同様丁寧な表現ではありますが、相手が目上か目下かを関係なく使用すると、失礼な言葉遣いという事になりかねません。

 医療施設や福祉施設では、相手に命令している印象を受けることから、基本的に用いることはありません。アナウンサーは、このような表現をする人をあまり見受けませんが、天気予報を伝える人等、言葉の用い方を理解していないなあという印象を受ける人が少なくありません。

 「~していただけないでしょうか」「~する必要があります」と言っている司会者やアナウンサーを見るとほっとしている私は、少し言葉に対して敏感になっていんだなあと、反省??しています。年を取ったのでしょうか。

 言葉は文化で生き物でもありますので、誤用が本当になることも少なくありません。でも、相手に失礼な話し方は、広まって欲しくないなあと、テレビを見ていて思う今日この頃です。

令和2年(2020年)1月18 日(土)
 東京・調布 清野鍼灸整骨院
  院長 清野充典 記

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Posted by 清野充典  at 11:53Comments(0)清野充典雑話