2012年05月28日
成田達輝と澤田まさ子
世界３大コンクールの一つで、国際的な演奏家の登竜門とされるエリザベート王妃国際音楽コンクールのバイオリン部門最終選考会が、平成２４年５月２６日夜にブリュッセルであり、札幌市出身でパリ在住の成田達輝さん（２０）が２位となった。同コンクールは、ショパン国際ピアノコンクール、チャイコフスキー国際コンクールと並ぶクラシック音楽の三大コンクールの一つである。
２７日夜７時からのNHKニュースで、速報が伝えられ、成田達輝さんのインタビューが映し出された。成田達輝さんは、私の実の姉である澤田まさ子の教え子である。
姉は、札幌で音楽教室を開いているが、成田達輝は１０年来の生徒である。
高校生になり、成田達輝は調布市にある桐朋女子高校（現在共学）に進学後、ヨーロッパに渡っている。姉が、インタビューを受けた模様が、NHKテレビに映し出された。
私は、兄が若いときに亡くなったため、現在姉３人と私の４人姉弟である。
音楽教師だった父は、ピアノとヴァイオリンをこよなく愛し、子どもに教えた。私も、高校生まで、ピアノとヴァイオリンを弾いていたが、一番才能のあった二女まさ子だけが、父の意志を継いでヴァイオリンを弾いている。
性格が父親譲りの姉は、事ヴァイオリンに関しては教育熱心である。
また、一方的に教える・伝えるのではなく、一人ひとりの才能や性格に合わせたきめ細やかな指導をしている。その才能と成田達輝の才能が合致したのであろう。
成田達輝は、２年前に、若手の登竜門とされるロンティボー大会で２位になったが、その頃、姉は、イタリアへ行き、姉なりの助言をしている。
成田達輝の活躍は、姉の喜びである。弟の私も、うれしさを隠しきれない。
NHKの放送が終わったあとに、TBS系列の取材が来ていたようである。
今日、みのもんたさんの番組である「朝ズバッ!」で放映されると聞いた。
楽しみである。
平成２４年５月２８日（月）
清野充典 記
（平成２３年１月１日より毎日更新中）
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