たまりば

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2011年12月13日

膝にある半月板の再生治療法を東京医科歯科大学で開発

 半月板は、関節軟骨に挟まれた軟骨組織で、クッションの役目をします。加齢により磨り減る人も多く、変形性膝関節炎の原因のひとつと考えられます。

 12月13日(火)の朝日新聞朝刊に、自分のひざの滑膜(かつまく)という組織からとった幹細胞で半月板を再生させる治療法を、東京医科歯科大の関矢一郎教授(軟骨再生学)が開発し、来年4月にも臨床研究を始めるという、衝撃的な報道がされました。

 ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 全国に2,500万人いると言われる、変形性膝関節症の痛みに苦しむ患者には朗報と言えます。

 これからは、人工関節を入れたりする手術がなくなることでしょう。

 変形性膝関節症や人工関節にした方に対し、もっとも有効な治療法は鍼灸治療と言えます。

 鍼灸治療を選択していないため、痛みを我慢しているだけの方も多いと思います。

 統合医療が実現し、病院で鍼灸治療が行えるようになり、かつ半月板の再生手術が一般的になることを願っています。

2011年(平成23年)12月13日(火)
 清野充典 記

(平成23年1月1日より毎日更新中)

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。

  


Posted by 清野充典  at 21:28Comments(0)医療と福祉