たまりば

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2011年09月16日

老人と高齢者

 近年、「老人」という言葉が用いられなくなってきました。

 「老」という字は、尊敬や敬称の意味があります。「老人」は長い間社会に貢献してきたヒトに対する敬意をこめた言葉です。

 老人福祉法では、「老人」に対して年齢を規定していません。社会貢献した年数は、必要ないからです。

 福島原発や震災に関与した人たちは、大きな社会貢献をしていると思います。

 そのような方は、社会通念上言われている40歳を過ぎた時に用いられる「老人」になったとき、その経験を社会に伝える義務がありますよっという意味合いもこの言葉にはあります。

 最近は、「お年寄り」のイメージが悪いということで、「高齢者」という言葉が用いられるようになりました。

 「高齢者」とは65歳以上の人を意味します。年を重ねた人に対する言葉です。味気ないとは思いませんか。

 「お年寄り」は社会貢献してきた人であり、これからも社会貢献できる人たちです。

 2100万人以上いる日本のお年寄りが社会貢献できる政治を期待したいと思っています。

2011年(平成23年)9月16日(金)
清野充典 記
(平成23年1月1日より毎日更新中)

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。




  


Posted by 清野充典  at 16:29Comments(0)医療と福祉