たまりば

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2011年07月23日

骨格の歪みを治す技術

 人の体は、200ちょっとの骨があり、400以上の関節で構成されています。

 骨は、内臓などの臓器や器官を保護しています。

 健康な時は、体のありがたみを感じませんが、痛みを感じ始めると体を意識し始めます。

 痛みがあってかつ日常生活に不便を感じる代表的な場所が、関節です。

 関節は、外れたりずれたときに痛みを生じます。

 正常な位置にない関節に対し、湿布を張ったり鎮痛薬を塗っても、痛みは止まりません。

 飲み薬も効果はありません。電気をかけてもブロック注射をしても、よくなりません。

 関節が正常な位置に戻らないと、痛みが慢性化し、感じ方が鈍くなり、痛みが遠のき、さらにその関節に関連した筋肉や関節に疲労が生じます。

 そのような経験をお持ちの方が、大半ではないでしょうか。

 正常な位置にない関節をもとの位置に戻す治療法が、「柔道整復術」です。関節を整復する技術を「徒手整復術」といいます。

 「徒手整復術」は数分でできる外科手術です。手術後、すぐに痛みが取れ、関節周囲にあった痛みも軽くなります。

 柔道整復師であれば誰でもできるといいたいところですが、技術の習得には良い指導者のもとで修行する必要がありますので、患者さんは、柔道整復師の技量を見極める必要があるでしょう。

 全国の柔道整復師には、技術を習得するために研鑽して頂きたいのですが、そのシステムが不十分なため声を大にして言えません。

 日本古来からある、日本固有の医療技術を正しく伝承するための教育方法を構築することが、私に課せられた命題であると認識しています。

2011年(平成23年)7月23日(土)
 清野充典 記

(平成23年1月1日より毎日更新中)

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。




  


Posted by 清野充典  at 12:33Comments(0)柔道整復医療