2011年04月30日
がん疾患に鍼灸治療は有効です
日本では、死因の第1位が、がん疾患です。
がん疾患は、死因の3割を占めます。
国は、国民の疾病による死亡の最大の原因となっているがんが、国民の生命及び健康にとって重大な問題となっている現状にかんがみ、がん対策の一層の充実を図るため、がん対策に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体、医療保険者、国民及び医師等の責務を明らかにし、並びにがん対策の推進に関する計画の策定について定めるとともに、がん対策の基本となる事項を定めることにより、がん対策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする「がん対策基本法」を、平成十八年六月二十三日に制定しました。
国立がん研究所が設置され、がん疾患克服を医療界あげて行っています。
しかし、手術や薬物療法のみで、がんの改善が期待できない病気が少なくありません。
また、薬物療法では消失できない症状があります。
ここで、東洋医学の出番です。
鍼灸治療は、がん疾患に伴う症状の消失が期待できます。
西洋医療と東洋医療が連携して行う統合医療は、がん疾患の領域が一番期待されています。
がん疾患でお悩みの方は、是非鍼灸治療の受療をお勧めいたします。
平成23年(2011年)4月30日(土)
清野充典 記
(平成23年1月1日より毎日更新中)
※写真は、調布市に咲く花です。