2011年04月18日
急性肺炎に鍼灸治療は有効です
急性肺炎になると、呼吸が苦しくなり、高熱が出ます。胸が苦しくなり、心筋梗塞でも起きているのではないかと思い、生命に危機を感じます。
急性肺炎は、突然やってくる病気ではなく、風邪を引いて発熱しているのに無理して働いたときや解熱剤を飲み続けて且つ身体を休めていないなど、我慢に我慢を重ねた結果起きます。
ただし、高齢者は、上記以外に食べ物を間違って飲み込んだ後に発症することもありますので、別途注意が必要です。
急性肺炎は、いくつかのタイプがあり、感染した細菌を特定するために、3週間ほどかかります。
そのため、その間の治療は、症状から判断した解熱剤・抗生剤を服用することになります。経験豊かな医師に診療してもらえば問題ありませんが、適合した薬を服用しないと一向に熱が下がりません。
入院せず、自宅で静養しながら薬を飲んでいる方で、熱がなかなか下がらない方は、鍼灸治療を検討してください。
鍼灸治療は、抵抗力の向上に寄与できる医療ですので、発熱や呼吸困難等の症状緩和が可能です。細菌の増殖を抑えることもできます。
鍼灸治療単独でも肺炎に有効ですが、急性肺炎の診療をしたことがない鍼灸師より治療を受けるのであれば、薬物療法と併用するとよいでしょう。
ただし、急性期は、抵抗力が低下していますので、通院することは好ましくありません。往診してもらう必要があります。
1週間ほど治療すれば、症状が落ち着いてきます。その後なら、通院が可能になることでしょう。
患者さんは、医師や鍼灸師の技量を見極める必要があります。自分の症状に対応可能かよく相談することが肝要です。
これからは、東洋医療と西洋医療を融合した「統合医療」が主役です。国民の皆様が、かしこい医療の選択をしていただくために、これからもブログにつづりたいと思います。
平成23年(2011年)4月18日(月)
清野充典 記
(平成23年1月1日より毎日更新中)
※写真は、調布市に咲く花です。
2011年04月18日
ブログ更新を忘れていました(4月17日分のブログです)
今年の正月より、毎日ブログを更新してきましたが、日付が過ぎちゃいました。
気が付いたのは、4月18日午前0時25分です。
写真は、明治国際医療大学付属駅前鍼灸センターから見た京都タワーです。
節電のため、ライトアップしていません。
東日本大震災の影響が、京都にまで及んでいます。
今日(昨日)は、明治国際医療大学鍼灸学部同窓会「たには会」役員会・総会が行われ、その運営に追われたため、ブログをアップする暇がありませんでした(T_T)。
清野充典 午前0時32分 雑記