たまりば

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2010年10月23日

宇宙鍼灸の課題 3

 宇宙で鍼灸を行う際の課題を書いています。今日は4つ目です。

 宇宙飛行士が宇宙へ行ってよく罹る病気が「尿管結石」です。

 尿管結石の治療に関しては、私が開発した治療を行うと1回で排石される人がほとんどです。鎮痛剤や抗生剤を使用していなければ、だいたい5回以内で治療は終了します。このことを発表したのは、私が世界で初めてです。日本国内の学会、学術誌や世界鍼灸学会でも発表し、2006年には、オランダで行われた学会で教育講演も行いました。

 絶対的に自信がある病気なのですが、国際宇宙ステーション(ISS)に鍼灸師はいません

 しかも、この治療法は鍼とお灸を併用する治療法なのですが、宇宙船内ではお灸ができません

 火を使うことができないのです。もはや鍼灸治療を行うことは不可能なのか・・・。

 東洋医学・医療の知恵が試されています。

 「宇宙鍼灸科学研究会」を認可していただいた、文部科学省主管である「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)の本部は、なんと調布にあります。皆さんから見たら、我が家のすぐ近くです。

 宇宙のことが解るいろんな展示物があります。明日の日曜日には、調布に来ませんか。『ゲゲゲの女房』でよく紹介された深大寺もすぐ近くです。
  
東洋医学専門医療機関 清野鍼灸整骨院
 院長 清野充典
 調布本院   042-481-3770
 府中センター 042-335-3770
  


Posted by 清野充典  at 11:10Comments(0)宇宙での鍼灸研究