たまりば

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2010年07月30日

1時間以内の脱臼は痛みなし

 清野鍼灸整骨院にどんな患者さんが来院しているのかの「柔道整復治療」編5回目です。

当院には、脱臼患者さんも骨折同様よくいらっしゃいます。肩周囲と顎の関節脱臼が多いのですが、手足の指や足関節・肘関節・膝関節脱臼も多く来院されます。

 ここで、脱臼に関して日ごろ思っている2つのことをお伝えします。それは、脱臼しているのに脱臼していると気づかないことがあるということです。

 脱臼だと思わない代表的な症例は、「手の甲」の脱臼です。手が握れなくなるのですが、脱臼している骨を見て、手の甲にこぶができたと思う人が多いようです。徒手整復術を行うと、すぐ握れるようになります。

 もうひとつは「肩鎖関節」脱臼です。腕がしびれてきてだんだん手があがらなくなるのですが、鎖骨部分が脱臼して上に上がっているのを、肩が少し腫れてきたのかな?とか、肩が上がりづらいから五十肩かな?と思う人が多いようです。2~3週間の固定で治癒しますが、ほうっておくとどんどん悪化する脱臼です。忙しい病院へ行くと見落としされることも多いようですので、同様の症状で一向に良くならないと思ったらご相談ください。

 脱臼は、1時間以内に整復すると、ほとんど痛みを感じることなく「すっ」と入ります。

 脱臼したな?と思ったら、すぐお電話ください。(つづく)

清野鍼灸整骨院「接骨院・整骨院ってどんなとこ?」  


Posted by 清野充典  at 20:09Comments(0)脱臼について