たまりば

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2010年03月11日

海老名SAのメロンパン

仕事で静岡へ向かっています。海老名サービスエリアで有名なメロンパンを買いました。
  


Posted by 清野充典  at 15:04Comments(0)写真集

2010年03月10日

発汗と鍼灸医療

 汗をかくと気持ちいい。運動して汗をかいたあとは爽快である。冬になると汗をかきづらくなるので、北欧の人たちは、サウナに入って汗をかく。汗をかくためには、体温を上昇させる必要があるので、体調管理にもうってつけとなる。
 風邪や感冒で汗をかくのも、体温を上昇させることにより、体内に生じた異常な状態を解消しようという体内防衛反応である。冷や汗や寝汗も同じである。
 しかし、体力が低下すると免疫力が落ちるため、必要なときに必要な分だけ汗をかけなくなる。暑いときに暑いと感ぜず、寒いときに寒いと感じなくなるのである。そのことに気づいたら、自分の体調にどこか異変が生じ始めていると察知するべきである。
 鍼灸治療は、内臓の疲労回復や異常解消が可能な医療である。体内の不調がどこにあるかを鍼灸診断し治療を行えば、汗を出させることも汗を止めることも可能な医療である。
 私の友人の鍼灸師である、埼玉医科大学の小俣浩医学博士は、日本発汗学会で発汗と鍼灸医療に関する講演を行い、医師達より高い評価を得ている。鍼灸治療と発汗に関する論文は、1993年以降国内では15編に上っている。

清野鍼灸整骨院「はりってなあに?」  


Posted by 清野充典  at 10:51Comments(0)発汗について

2010年03月09日

灸治療ともぐさ(艾)

 中国で行われている灸治療は、硬く大きな形に作った艾を用いているので、とても熱い。長時間我慢を強いられる。韓国もそれに倣(なら)っている。
 中国方式を用いている欧米各国の人々は、灸治療はやけどをさせるというイメージを持っているため、灸治療は行わないか訴訟問題に発展しないように、灸治療に同意する文書契約をしてから行っている。
 日本で行う灸治療は、軟らかい艾を用いて、手で一回一回作成して(捻って)行うため、患者さんのその日の体調、気温、室温や湿度に合わせた、きめ細やかな灸治療が可能である。お灸は気持ちいいものであり、決して我慢するようなものではない。
 近年、「せんねん灸」が普及しお灸治療を知ってもらうために一役買っているが、病気を治すためには専門的な技法が必要である。様々な艾を用いて様々なお灸の据(す)え方をしなければ病気は治らない。
 是非、お近くの鍼灸院へ行き、お悩みの病気解消にお役立ていただきたい。灸治療は、慢性病や難病に有効な医療である。

清野鍼灸整骨院「お灸のはなし」  


Posted by 清野充典  at 11:06Comments(0)鍼灸医療(灸治療)

2010年03月08日

ゲゲゲの女房と灸治療

 清野鍼灸整骨院がある東京都調布市は、3月29日より放映されるNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の舞台となっている。調布市民としては、この春とても楽しみな出来事である。
 ドラマの中では、家庭でお灸をするシーンがある。
 第7話
  松下奈緒さん(飯田布美枝役)が、古手川祐子さん(飯田ミヤコ役)に施灸
 第29話
  松下奈緒さんが、佐々木すみ江さん(田中キヨ役)に施灸
 第32話
  松下奈緒さんが、佐々木すみ江さんに施灸
 20数年前、萩尾みどりさんがドラマ史上初めて、鍼灸師役で鍼灸治療を行っており、私もその場に立ち会った。
 ドラマで、久しぶりにお灸治療が行われることにわくわくしている。国民が、お灸治療に対して興味を持っていただくことが私の願いである。

清野鍼灸整骨院「お灸のはなし」   


Posted by 清野充典  at 15:20Comments(0)鍼灸医療(灸治療)

2010年03月07日

医療職の国家試験

 1月は福祉職、2月3月は医療職の国家試験が、厚生労働省によって行われる。先週の日曜日2月28日は、はり師きゅう師の国家試験が行われた。今日は、柔道整復師の国家試験である。
 医師は約20万人、看護師は約100万人、介護福祉士は約75万人であるが、鍼灸師は約9万人、柔道整復師は約4万5千人にとどまっている。これからの医療を支える若者の輩出に期待したい。
 受験生、頑張れ。  


Posted by 清野充典  at 11:40Comments(0)医療と福祉

2010年03月06日

もぐさ(艾)について

 灸治療に使用する道具は、艾と線香である。艾は、ヨモギの葉っぱから作られる。夏に大量のヨモギを収穫し、それを乾燥させ、さまざまな工程で作成する。興味がある方は、清野鍼灸整骨院のホームページをご参照いただきたい。
 日本人が作る艾は、実に精巧である。きめ細かな艾は、きめ細やかな日本人によって、きめ細やかな技術を生み出す。日本人が行う灸治療は、実に多くの難病に対処可能な医療として生まれ変わるのである。
 日本は、世界で最も灸治療を受ける国民が多い国である。そのことは、世界で日本をしのぐ灸治療がないこと同時に、灸診療を支える艾を作り出している職人の技術が世界一高いことを意味する。
 当院では、2度新潟にある艾工場を見学に行った。艾を作る工程を見学し、ものすごく多くの時間とものすごく多くの人の手を要していることに感動した。この日から、ひとかけらの艾に強い愛情を持てるようになった。
 しかし、艾を作る技術を引き継ぐ後継者がいないことを知り、この文化が途絶えるのではないかと危惧している。このことは灸治療の消滅を意味するからである。
 国が、艾を作る技術を重要無形文化財に指定してくれることが最善の方法ではないかと思い、各方面に働き掛けているが、工場見学者は、歴史上当院以外いまだいないようである・・・。

清野鍼灸整骨院「お灸のはなし」   


Posted by 清野充典  at 19:15Comments(0)鍼灸医療(灸治療)

2010年03月05日

きゅう(灸)治療について

 「お灸を据(す)える」という言葉に、皆さんはどんなイメージを持つのだろう。子供のころ、お母さんに言われた人も多いのではないだろうか。
 灸治療発祥の地である中国では、近年ほとんど行われていない。灸治療は、1500年ほど前日本に伝わり、国民の健康を守る医療として、日本で独自に発展してきた。時の天皇や将軍も灸治療を行っている。
 灸治療は、慢性病や難病に有効な医療である。現代医療では困難な病気を治癒へ導くことが可能な治療である。このことを、病気で苦しんでいる国民の皆さんに伝えなければならない・・・、そんな思いで今日もブログを書いている。

清野鍼灸整骨院 「お灸のはなし」
  


Posted by 清野充典  at 19:31Comments(0)鍼灸医療(灸治療)

2010年03月04日

発熱と鍼灸医療

 発熱する原因は樣々である。風邪や感冒で発熱したのなら「疲れてるのかな。」とか「最近無理してたからなあ。」と感じることだろう。ところが、急に38~39度度台まで発熱し2~3日休んでいても一向に下がらないとなると、病院へ行こうと思うことだろう。この際は、急性肝炎・急性腎炎・急性肺炎など、いろいろな病気に罹っていることが考えられる。入院しなければいけない病状まで進行していることもある。
 通院が可能な状況なら、鍼灸治療を併用するべきである。不快な症状を取り除くことが可能である。治療を受けると、発熱していても頭がはっきりしてくるので、日常生活を営むことが可能となる。また、現状把握が可能となり、自分がとるべき道をはっきり認識する事が出来る。是非、お近くの鍼灸院で診療を受けてみていただきたい。
 鍼灸治療は、体内の免疫力が向上するので、内臓疾患を治癒へ導くことが可能な医療である。厚生労働省は、鍼灸治療が有効であることを書いた論文のデーター集積を開始した。当院では、11年連続国内外の学会で論文発表を行っている。

清野鍼灸整骨院 「はりってなあに?」  


Posted by 清野充典  at 20:19Comments(0)発熱について

2010年03月03日

感冒と鍼灸医療

 感冒は、寒気がしてぞくぞくする、熱っぽい、咳が出るといった風邪と似たような症状になる。違う点はウイルス性の疾患だということである。体力がある人は、39~40度という高熱を発症する。代表的な感冒はインフルエンザである。
 ウイルスを殺す薬は残念ながら開発されていない。体内でウイルスが増殖するのを防ぐ薬があるだけである。注射をしてウイルスが自然に減少するのを待つだけだと、相当の期間自宅療養を強いられる。体力が低下し、点滴治療を余儀なくされる状態ならなおさらである。
 そんなとき、鍼灸治療は有効である。現代医療と併用すると、2~3日で解熱し、1週間もあれば社会復帰が可能になるはずである。
 ウイルスより大きい生命体である細菌に有効な抗生物質は、20世紀に誕生した万能薬といわれているが、ウイルスを退治する白血球の働きを助ける鍼灸治療は、21世紀の救世主とならなければいけないと常日頃考えている。

清野鍼灸整骨院「はりってなあに?」  


Posted by 清野充典  at 17:39Comments(0)風邪と感冒について

2010年03月02日

風邪と鍼灸医療

 風邪は、鍼灸治療にとって、もっともお得意の病気である。寒気がしてぞくぞくする、熱っぽい、咳が出るといった症状の時に治療すると、発熱したり寝込むことを防ぐことが可能である。国民の皆さんに、薬物療法以外の医療として、まず第一に思い浮かべていただきたい医療であると考える。
 鍼灸治療は、発熱しても大丈夫である。37度台であれば、1~2回の治療で解熱が可能である。体力が極度に低下していると、38~39度台まで上昇するが、そんなときにこそ鍼灸治療を受けてもらいたい。薬を飲んで安静にしているより、遙かに早く解熱し社会復帰が可能になる。
 当院は、これからの高齢化社会を支える20~50歳代の社会人の健康管理及び病気回復を理念にした治療院として、1987年(昭和62年)2月2日に開設した。おかげさまで、当院の来院患者は、20歳代が一番多い。
 「鍼灸治療を国民医療にしよう」 
 当院の目標である。

清野鍼灸整骨院  「はりってなあに?」   


Posted by 清野充典  at 16:43Comments(0)風邪と感冒について

2010年03月01日

寝違えと鍼灸医療

 朝起きた時、頭が全然動かず動かそうとすると激痛が走る状態を「寝違え」と俗に言う。ぎっくり腰と同様多くの人が経験する症状であるが、これは疲労がもとで生じる症状である。こんなときは、すぐ鍼灸治療を受けると、治療を受けているそばから痛みが軽くなり、頭を動かすことが可能になる。
 しかし、痛いところに湿布を貼り、じっとして症状が楽になるのを待っているだけの人が多いようである。
 急性期の痛みに鍼灸治療は絶大な効果を発揮する。鎮痛薬を飲んでも取れない痛みに対してもその効果は同じである。どうしてこのことが国民の共通認識にならないのだろう。全国の鍼灸院でそのことを体験している人はたくさんいると思うのだが、マスコミはそういうことを取り上げてくれない。鍼灸治療は、国民生活を支える有効な医療だと思うのだが・・・。

清野鍼灸整骨院 「はりってなあに?」  


Posted by 清野充典  at 17:51Comments(0)寝違えについて