たまりば

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2010年03月03日

感冒と鍼灸医療

 感冒は、寒気がしてぞくぞくする、熱っぽい、咳が出るといった風邪と似たような症状になる。違う点はウイルス性の疾患だということである。体力がある人は、39~40度という高熱を発症する。代表的な感冒はインフルエンザである。
 ウイルスを殺す薬は残念ながら開発されていない。体内でウイルスが増殖するのを防ぐ薬があるだけである。注射をしてウイルスが自然に減少するのを待つだけだと、相当の期間自宅療養を強いられる。体力が低下し、点滴治療を余儀なくされる状態ならなおさらである。
 そんなとき、鍼灸治療は有効である。現代医療と併用すると、2~3日で解熱し、1週間もあれば社会復帰が可能になるはずである。
 ウイルスより大きい生命体である細菌に有効な抗生物質は、20世紀に誕生した万能薬といわれているが、ウイルスを退治する白血球の働きを助ける鍼灸治療は、21世紀の救世主とならなければいけないと常日頃考えている。

清野鍼灸整骨院「はりってなあに?」  


Posted by 清野充典  at 17:39Comments(0)風邪と感冒について