たまりば

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2012年01月16日

日本式統合医療の枠組み

 第15回統合医療学会が、盛会のうちに終わりました。

 学術総会は、相互の領域を深く理解するためにあります。

 医療従事者が、共通認識を以って患者さんに対応するための情報交換の場です。

 これからは、統合医療の認定試験が、厚生労働省の管轄で行われるようになると予測しています。

 認定資格を得たものが、病院で統合医療を担うことになるでしょう。

 現在、統合医療の骨格になっている治療は、現代医学に基づく治療、鍼灸治療とヨーガ療法です。

 この枠組みでスタートすることが予想されます。

 そののち、漢方薬治療、柔道整復治療、あんまマッサージ指圧治療が加わり、日本式統合医療が完成するものと考えています。

 これらの医療従事者が、連携をとるためには、2つのことが重要であると考えます。

 1つめは、現代医学に基づく医学用語を共通の言語とすることです。

 2つ目は、医療に対する共通理念を持つことです。

 どちらも容易なことではありませんが、どちらに対しても私なりの答えを出すことができました。

 論文にして、皆様にご提示します。

平成24年1月16日(月)
 清野充典 記  


Posted by 清野充典  at 12:04Comments(0)統合医療に関する学会