たまりば

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2011年10月31日

世界人口70億人が意味するところ

 国連人口基金が10月26日に発表した「世界人口白書2011」によると、世界人口は10月31日に70億人を突破する見通しだという。

 このニュースを耳にした方も多いと思う。

 でも、日本は少子化社会。「ん?」と違和感を感じた方も多いはず。

 先進諸国は軒並み少子化であり、人口を維持する出生率である「2.07」を超えている国は皆無である。

 そのため、どこの国もものすごい勢いで高齢化が進んでいる。世界最速国は日本だが、中国はそれをしのぐ勢いで高齢化が進んでいる。

 それでは、なぜ人口が増加しているのか。

 それは、インドやアフリカ諸国とうのいわゆる発展途上国が原因である。

 国連がこの問題を取り上げているのは、ひとえに食糧問題に対する警鐘である。

 TPP問題が話し合われているが、これも食糧問題が大きく関与している。

 国や地域を超え、世界人類は共通に生存する生き物である「ノーマライゼーション」の思想が、日本にも確実に入り込んでいる。

 「日本社会の変化に、あなたは付いて行っていますか。」

 既成概念をとり洗う広い視点が求められている。

 さしずめ、医療の世界では、「統合医療」の推進が目前に迫っている。

 全国民は、このことを知る必要があると感じている。

2011年(平成23年)10月31日(月)
 清野充典 記

(平成23年1月1日より毎日更新中)

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。

  


Posted by 清野充典  at 16:30Comments(0)医療と福祉