たまりば

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2011年08月22日

夏風邪にご用心

 東京は、朝から雨模様でかつ気温が低くなっています。

 お昼の気温は、調布で22度です。連日32~3度を超えていましたので、10度以上の差があることになります。

 ヒトは、恒温動物ですので、気温に応じて体温を調節する機能がありますが、10度を超える気温差に対する機能を発揮することは難しいため、一様に寒さを感じていることと思います。

 対応策は、衣服をまとうことと温かい物を飲食することです。

 日常的に冷たいものを飲食し冷房が完備した室内にいる人は、体温調節をする機能が低下していますので、特段の注意が必要です。

 そのような方は、連日の高気温に対し、体内で体温の低下と上昇を繰り返していますので、内臓や調整機能の疲労が大きいからです。

 気温が低下してきたにもかかわらず、薄着のままで冷たい物の飲食を続けていると、風邪様の症状が出てくると思います。

 頭痛、鼻水、くしゃみ、寒気、手足の冷感、手足の痺れ、下痢、軟便、朝方ふくらはぎがつる等の症状は、夏風邪の前兆です。

 胃腸の疲労が大きい人は、あっという間に夏風邪をひきます。

 今晩は、鍋料理を食べ、やや厚めのパジャマを着てお休みになることをお勧めいたします。

 生活の養生法が分からない方や養生しても体調が回復しない方は、鍼灸治療をお受け頂きたいと思います。

 お灸の力が、冷えた身体に力を与えてくれます。

2011年(平成23年)8月22日(月)
 清野充典 記

(平成23年1月1日より毎日更新中)

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。

  


Posted by 清野充典  at 12:47Comments(0)東洋医学よもやま話