たまりば

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2011年08月12日

徒手整復術はすばらしい

 清野鍼灸整骨院には、ほぼ毎日骨折患者さんが来院されます。

 骨が折れると、折れた部分はとても痛く、腫れ上がり、熱を持ち、多くの場合内出血を伴います。

 時間がたつと、意識がもうろうとし、集中力を書き、食欲などの意欲が失せてきます。

 そんな状態を、一気に解消できるのが、非観血療法の外科手術である「徒手整復術」です。

 麻酔をかけないで、柔道整復師の手で、折れた骨を元の位置に復元する治療技術です。

 整復が完了すると、その直後から痛みが消え、腫れが引き、身体が正常な感覚に戻ります。

 その瞬間を味わうことが、医者としての醍醐味です。

 今日も、外科手術を行いました。患者さんの笑顔がすべてです。

 日本が世界に誇れる柔道整復術を、日本にいる約5万人の柔道整復師が研さんを積んで技術習得することが、国民の利益となります。

 どこの接骨院へ行っても、この日本固有の医療である徒手整復術を受けられる環境になっていないのが、私の悩みです。

 さて、どんなシステムを導入したら、そのことが可能になるのだろうか。

 久しぶりに「ひとりごと」である。

2011年(平成23年)8月12日(金)
 清野充典 記

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。


  


Posted by 清野充典  at 18:13Comments(0)柔道整復医療