たまりば

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2011年07月16日

新しい医療制度について

 明治7年に、医制が発令された。

 日本国の長い歴史において、初めて、「医」を業とする者が定められた瞬間である。

 そのとき、歴史を感じた人が何人いただろうか。

 当時、医者と称していた人は、死ぬまでそれを業とすることが出来た。

 どれほどの人が、制度に目を向けたのであろうか。

 新しく医師になる人は、明治政府の示した教育制度に従ったであろう。

 国民も、さほど生活に変化を感じなかったであろう。

 道は、出来たあと、そこを通る人が感じるものであり、その道が新しいかどうかを感じる人は後世の人が感じるのであろう。

 新しい医療制度が出来上がろうとしている。

 医療業界の人たちや国民に伝えたいことが山ほどあれど、いくら情報を発信しても明治7年と同じであろう。

 いまは、新しい道を作ることだけ考え、皆さんにその道を何気なく歩いていただくことが一番なのであろうと考えている。

 今日の「ひとりごと」である。

清野充典 記 

※3日に一度「清野鍼灸整骨院府中センターです」を更新しています。
鍼灸治療の効果を少し掘り下げて書いています。
お時間のある方は、そちらものぞいていただきたく存じます。

 

  


Posted by 清野充典  at 18:31Comments(0)医療と福祉