たまりば

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2011年06月07日

インド哲学

 アジアを代表する国ともいえるインド・中国・日本には、古代からその国の礎となっている思想・教えがあります。それを「宗」と言います。

 インドではヒンズー教、中国では道教、日本では神道と考えるのが一般的でしょう。

 明治期以降、教祖がいる、経典がある、建造物がある新しい宗派に対し「宗教」という固有名詞が誕生したため、「宗」と「宗教」の違いが不明瞭になりました。

 特に、神道に対してのイメージが悪いのは私の世代以上でしたらご存じのとおりです。

 戦後80年を超え、最近の若い人は「神道」という言葉すら知らなくなったようですが・・・。

 日本は、インド・中国の思想が混在しています。七福神が、インド・中国・日本の三国の神であることがそのことを象徴していると言えます。

 日本における鍼灸医学を深く知るために、大東文化大学大学院において中国哲学を研究していますが、中国哲学を探求するためには、インド哲学を学ぶことが必要不可欠です。

 インド哲学は、ヨーガを学ぶ上で必要な思想でもあります。

 今日は、インドの「宗」であるヒンズー教の経典ともいえる『ウパニシャッド』・『バガヴァッド・ギーター』や『ヨーガスートラ』を一日中学び、研究していました。

平成23年(2011年)6月7日(火)
 東洋医学専門保健機関
  健康研究サークル会長 
  健康体操教室指導者代表
   清野充典 記

(平成23年1月1日より毎日更新中)


  


Posted by 清野充典  at 20:16Comments(0)清野メディカルヨーガについて