たまりば

日記/一般 日記/一般調布市 調布市


2010年10月14日

ヨーガの指導を受ける際の注意点

 ヨーガは、何時でも誰でもどこででもできる方法である。小児の頃より100才を超えた人まで可能である。

 国民全ての人が運動することは可能であると考えるが、(1)健康体の人、(2)病気をしている人、(3)身体運動に支障がある人や精神に障害がある人によって、カリキュラムは異わなければいけない。

 日本のヨーガ教室は、(1)の人に対して行っているところがほとんどであろう。日本にはヨーガ教師を育成する教育システムや資格制度がないので、当然のことである。ヨーガ教室の先生といわれる人が、誰に習いどのぐらい勉強しているかによるので、はっきり言って実力の程は全く解らない。けが人が出ないことを祈るのみである。
 「健康研究サークル オアシス」では、健康体の人から病気を経験し健康を取り戻したい方までを対象にヨーガを行っている。20歳代から80歳代までの生徒さんが、強靱な肉体の獲得および日常生活を楽しく生きることが可能な肉体の獲得を目指し訓練している。

 (2)の人を対象に行っているところは、医療機関では当院以外長年見あたらなかったが、統合医療導入の医療機関が出始めようとしている。
 「清野鍼灸整骨院」では、ヨーガが療法を併用して病気治癒に至った患者さんが、数多くいる。

 (3)を対象にしたヨーガ教室は数少ないと思われるが、近年研究熱心な方が多くおり、成果を残されている方も少なくない。
 「メディカルデイサービス ちあふる清野」では、身体運動がやや困難な要支援者から、かなり支障がある要介護者までの人を対象にヨーガ療法を行っている。日常生活を送ることが楽になった利用者さんが、元気にあふれた生活を送っている。

 (2)(3)の人にヨーガ療法を行うには、医学知識が必要である。医療資格がない人に指導を受けることは、危険性が高いと言える。

 インドではヨーガ病院があり、ヨーガ指導者は専門の教育を受けている。

 年に数人は、ヨーガをしたといってどこかを痛めて来院する人がいる。

 ヨーガが普及するにつれ、心配事が増えていく。

健康研究サークル オアシス 会長
健康体操教室指導者代表
 清野充典


  


Posted by 清野充典  at 20:04Comments(0)清野メディカルヨーガについて