たまりば

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2010年04月30日

ゲゲゲの女房と灸治療 2

 本日放映されたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の第29話で、主人公であるゲゲゲの女房・布美枝さんが佐々木すみ江さん(田中キヨ役)に施灸するシーンが放映されました。お灸の場面は2度目です。

 お灸を据(す)えてもらっている佐々木さんが「お灸は変なところにすると「灸あたり」になるのよ。」というセリフを言っていました。皆さんお気づきになりました?

 昭和36年頃には、「灸あたり」という言葉は一般的だったのでしょうか。「変なところ」がどこを指して言ったセリフなのかわかりませんが、ツボ以外の場所を意味したのではないかと想像します。仮に、ツボではないところにお灸をしたとしても「灸あたり」はおきません。「灸あたり」とは、お灸をたくさん据え過ぎてだるくなったり体が火照ったりすることを言います。脚本する人がよくわかっていなかったのでしょうが、専門家からすると、そんなことより「よくぞその言葉を使ってくれた。」と言いたいところです。

 ゲゲゲの女房・布美枝さんは、ドラマの中で「お灸の名人」と言われていました。当院のスタッフに向かい入れたいところです。
(とてもいいドラマです。見ないと損するよ~~~ 毎回見ながら泣いている調布市民より)

清野鍼灸整骨院「お灸のはなし」  


Posted by 清野充典  at 18:20Comments(0)鍼灸医療(灸治療)