たまりば

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2010年04月21日

肩こりと鍼灸医療 8

 肝臓障害・胃臓障害に限らず、病名診断された期間が数か月から数年に及び、その間継続して薬物を服用したり外用薬を添付していた患者さんの肩こりは、治療回数を特定できない。むしろ、そういう症状は何をしてもよくならないのではないかと思われることであろう。

 鍼灸治療は、内臓疾患を治癒へ導くことが可能な医療である。現代医学で病態を特定できた患者さんに対し、鍼灸治療がどこまで有効なのか、どうして効果があったのかを科学で証明するために明治国際医療大学(前明治鍼灸大学)が1978年に設立された。
 わが母校である。 是非、最新の論文に目を通していただきたい。

 肩こりは、筋肉疲労や内臓障害のほか、精神的な阻害でも生じる病態である。分類の仕方によっては数十から数百に分けることが可能である。しかし、鍼灸治療ほど、殆どの病態に対応できる医療は見当らない。

 鍼灸治療は「肩こり」に対して最も有効な医療であることを申し上げ、この話は終わりにしたい。

清野鍼灸整骨院「はりってなあに?」  


Posted by 清野充典  at 17:54Comments(2)肩こりについて